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東証マザーズに上場している企業の特徴

東証マザーズは、まだ歴史の浅いベンチャーの新興企業を育てていく目的で取引市場が作られています。

そのため、中小の新興企業では、まず始めに東証マザーズに上場をすることが多くなってきます。

また、東証マザースの上場企業の中では数年で業績を急拡大させて、東証一部などへ上場変更するところが出ています。

これまではスマートフォンのソーシャルゲーム開発会社などのIT関連会社が、東証マザーズから一部などへ上場変更をすることが多くなっていました。

しかし、近年ではバイオベンチャーなども東証一部へ昇格する場合が増えています。

このように東証マザーズに上場している企業の中では、業績が急拡大して株価が大きく化けるところも存在します。

しかし、新興市場に上場した企業の多くでは、赤字が何年も続いているところがあるのも事実です。

したがって、東証マザーズは栄枯盛衰が激しい市場だと言うことができます。

また、近年においては上場のための審査基準が緩すぎるとの問題が上がっています。

最近、上場した企業の中では、すぐに業績の大幅な下方修正が出したことから投資家の不信感を招いたところが出ています。

そのため、東証では審査基準を見直す動きも出ています。

ここ数カ月における東証マザーズ市場においては、全体の株価指数が年初来高値を更新するほどに好調な動きとなっています。

東証一部市場が円高の影響で低迷していることから、内需産業が多い東証マザーズの企業が安心して買われている状況が生まれています。

また、最近では新薬の開発に成功したバイオベンチャー企業が買われたり、フィンテック関連や人工知能などのテーマ性のある銘柄が人気化する傾向が起こっています。

そのような銘柄は、何度も循環物色される流れが出ています。

東証マザーズ市場では個人投資家がほとんどの取引を占めているため、外国人投資家の動きに左右されない面があります。

そのため、今後しばらくは新興市場が活況になる状況が続く可能性が出ています。

 

 

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