今日、私達が暮らす現代社会は、ここ数十年でめまぐるしい発展を遂げています。
科学技術の進歩により、毎年様々な電子機器が開発されていますし。
医療の進歩により、平均寿命も大きく伸びました。
少し街中へ足を伸ばせばそこには高層ビルが建ち並び、たくさんの人が行き交う光景が当たり前に見られます。
誰が見ても、人類は今、栄華を極めていると言えるでしょう。
しかしその一方で、大気汚染や森林伐採、水質汚染など、様々な環境破壊が原因となり、深刻な地球温暖化を引き起こしています。
今回は、この地球温暖化を軸に、環境破壊についての対策を考えていこうと思います。
地球温暖化を語る上で、真っ先に上がるのが大気汚染です。
この便利な世の中を実現出来ているのは、石油や天然ガスといった燃料から得られるエネルギーのお陰でしょう。
その中でも電気は、今や私達の生活には欠かせないものです。
しかし、この文明社会を発展、維持し続ける為に大量の燃料を燃やし続けた結果、二酸化炭素をはじめとする大 温室効果ガスが大気中に増加し、地球の気温上昇を加速させています。
これによって、各地では異常気象が起こり、農作物や海産物の収穫量減少、熱帯性の伝染病の流行といった問題が多発するという深刻な状況に。
日本でも、北海道での台風被害により、野菜の品薄、価格上昇という混乱が起きた事は記憶に新しいものです。
問題解決の糸口となる太陽光発電
この問題への対策としては、温室効果ガスの発生を抑制する事が重要であり、太陽光発電が鍵を握るものと私は考えています。
今現在注目されている自然エネルギーには、水力発電や風力発電などが挙げられますが、施設建設のために、ある程度広い土地が必要となる上に、立地条件にも厳しい制限がつきます。
その点、太陽光発電は、水力、風力発電に比べてエネルギー供給に安定性があり、住宅地という狭い土地であっても十分なスペースを取ることが可能です。
また、原子力発電のように放射漏れなどの大きなリスクもありません。
デメリットとしては設置費用が高いことが挙げられますが、その辺りは、国に補助金制度を設けてもらい、上場企業を中心に進めていくと行った対応を今後に期待するとして、今まで以上に太陽光パネルの設置が普及していけば、太陽光発電によるエネルギー受給率が上がるでしょう。
そうなれば、火力発電から太陽光発電への移行が現実的なものとなり、温室効果ガスは大いに削減できるはずです。
合わせて、最近主流となっきているハイブリット車や電気自動車の普及にも力を入れていけば、より効果的です。
次に、森林伐採についてですが、これは、人類の人口増加によるところが大きいと思います。
なんせ、増えた分だけ食料も住む場所も必要になる訳ですから、その確保のために山を切り開き、木を切って木材を調達するわけです。
しかし、これがまた温暖化に拍車をかける事になります。
言わずもがな、植物が二酸化炭素を使って酸素を作り出す事は周知の事実。
なのに、それを伐採するわけですから、その分温室効果が高まるわけです。
2つの対策方法
では、どうするか。
これには、2つ対策があります。
1つめは植林。
木材確保の為に伐採したのなら、その分植えて行くしかありません。
木を切る前の状態に戻すのは到底気の遠くなる話ですが、しないよりは断然マシ。
むしろしないと駄目。
2つめは空家の再利用です。
都市部に住んでいると、誰も住んで居ない空き家が目立ちませんか?壊されるでもなく、只々朽ちて行くだけの家。
これはとても勿体無い!もちろん、取り壊すのにも結構なお金がかかる事も分かってはいますが、環境破壊がもたらす被害を考えれば、そんな事言ってられないはずです。
この2つを実行していけば、森林伐採を減らす事が出来ると考えます。
最後は、水質汚染についてです。
これには、私達の日常生活が大きく関わってます。
そう、生活用水です。
料理に使った油や、洗濯用洗剤、お風呂の排水など、各家庭で出される量は莫大です。
田舎に行くと、そのまま水路に垂れ流しなんてのも良くある話。
このままでは、汚染が多くの川や海にまで広がり、温暖化の影響で減少している漁獲量に拍車をかけてしまいます。
そうさせない為にも、油の処理はしっかりと行う、洗剤を使う量を減らす工夫をする、水路などを対象とした下水処理設備設置の徹底などを地道に行っていくことが大切です。
新東京グループの取り組み
さて、これまで、環境破壊について、私の考えを交えながら述べてきましたが、共感して頂ける部分はありましたか?今回挙げたものは、数多くある環境破壊の中のほんの一部にすぎませんし、私が考える対策も決して十分ではありません。
穴だらけと言ってもいいでしょう。
ですが、この記事を読んだ方が、少しでも環境破壊に関して興味を持ち、何か実行に移すきっかけとなれれば幸いです。
これから生まれてくる世代に、この大切な資源を美しい地球を残して行く為にも、私達一人一人の手で守っていきましょう。
(参考:新東京グループ 評判より)