⑴パッケージを提案し続ける朋和産業
朋和産業株式会社は生活に欠かせない食を包装を通して支えている会社です。
コンビニのおにぎりやサンドイッチを手に取ったことがあるという場合、そのパッケージは朋和産業株式会社がデザインしたものかもしれません。
そんな風に私達の生活の身近なところに朋和産業株式会社の商品はあるということなのです。
この会社はコンビニやスーパーのおにぎりやサンドイッチ、お菓子等の包装のプラスチックフィルムを作っている印刷メーカーになります。
ワンストップシステムにより、マーケット調査からデザインの企画、印刷などまで手掛けているのが朋和産業株式会社です。
この会社は1962年に設立された千葉県船橋市に本社を持つ企業です。
素材から用途に合わせた商品まで、美しく包んで、優しく保護することができる包むに関する技術を持つ企業です。
この会社はお客様のニーズに合わせたデザインや企画、提案や販売を一貫して実施しています。
どのような流れで製品パッケージが出来上がっていくのかを紹介すると、まずプレゼンテーションとして、お客様へ新パッケージや素材について提案が行われます。
また、よりよい製品づくりを行うために、既存製品についても改善や改良が行われます。
プレゼンテーションののちには、お客様の意見などを基にしてデザインデータ作成が行われます。
デザインデータの作成では商品企画やマーケティングリサーチからパッケージデザイン、そして版下製作まで一貫して行われます。
⑵パッケージづくりの工程
その後、製版データ作成を行うため、デザインデータを分色したり、製版データへ変換が行われます。
このプロセスが完了すると、次はレーザー製版方式と彫刻方式によって印刷に必要な版の作成が行われます。
その後は実際に商品を包むフィルムに印刷が行われていきます。
環境にやさしい捉え水性インキが使用され、お客様の求める色が再現されます。
印刷の工程が住むと、次はラミネート加工が行われます。
製品の種類に応じて異なるフィルムを貼り合わせて、複合フィルムを作成します。
そして、印刷やラミネートを終えたフィルムを指定のサイズにカットしてくプロセスがあり、製袋となります。
製袋はカット済みフィルムを、中身の形状に合わせて加工していく工程をいいます。
その後、品質管理が行われ、製品が手順通りに作られているかに関する検査が行われたり、臭気と強度等がチェックされ、品質について確認がなされます。
そうすることで良い製品と安心をお客様に届けることができるのです。
その後、バーコード管理システムを用いて、製品の在庫管理とスピーディな出荷が行われていきます。
このように、様々なプロセスが連なり、結果として安心の品質の商品をお客様に届けることができるようになっているのです。
朋和産業株式会社ではデイリー用製品のパッケージから医療用パッケージなどまであらゆる目的に応じた包むという製品を提供しています。
コンビニエンスストア、スーパーマーケットなどでよく見かける賞味期限や消費期限が短い食品に使用されるパッケージは、食品の鮮度を保ちながら、開けやすさとの両立が求められています。
この会社ではこうしたニーズにしっかりと対応できるパッケージを提供しているのです。
⑶朋和産業が大切にしている価値観
また、チルド用や冷凍用製品などの食品パッケージでは、食品加工条件なども基にして賞味期限の保持と中身の保護を第一に考えたパッケージ作りが求められています。
この企業ではこうしたニーズに対応できる高品質のパッケージを開発して、フレッシュで安全な製品をお客様に届けています。
他にもこの企業が扱っているパッケージは、ラミネート製品といわれる米菓や珍味などに多く用いられる食品パッケージがあります。
この種類のパッケージは酸素や水蒸気の浸透を防ぐという機能や光の遮断や静電気防止効果などが必要とされます。
この企業ではこうしたニーズに応じて様々なフィルムを貼り合せるという製法でパッケージをつくり、1枚のフィルムに多機能性がある製品を提供することで中身を守っています。
他にも、レトルトや耐熱フィルムなどの機能付製品や、フタ材、チャック袋やスタンディングパウチや医療薬などのパッケージ作りなどもこの企業で行われています。
このように、この会社では幅広い種類の製品パッケージが取り扱われているのです。
そんな朋和産業株式会社が大切にしてきた考え方があります。
包むことは装いであり、優しさであり、美しさ、そして楽しさであるといった考え方です。
この考え方にこの企業が大切にしている価値観が表されています。
この企業ではパッケージを通じて、社会の発展に貢献することを使命としています。
そして、包むということの無限の可能性を拓くことを理想とし、そのことによって豊かな未来の創造に挑戦しているのです。
そうした考え方が、お客様に感動と喜びをもたらしていると考えられています。
これからもこの企業は作る心 、売る心 、買う心三位一体となったパッケージを提案し続けるでしょう。